浮世絵は版画ですから、いわゆる肉筆画とは違い、同じ作品が何枚も存在します。
こういったサイトに載っている店で売買がされいたりします。
しかし、初版かそうでないかで、価値もかなり変わってきます。
初版であれば100万円単位の値が付きますが、
そうでない作品だと数千円で取引されることも少なくありません。
というのも浮世絵の印刷には桜の板を使用しているため、
摺る枚数が増えれば磨耗していくからです。
そのため、同じ構図の絵でありながら、
浮世絵には値段に天と地の開きがあるといえます。
浮世絵の初版を「初摺」といいます。
初摺は200枚(摺の単位である1杯目とも呼ぶ)で、
それ以降のものを後摺と呼んで区別しています。
さらに売買される場合は、
「版木の摩滅が少ない」
「絵師が意図した色や線がきちんと表現されているか」
「摺り師が丁寧に仕事をしているか」
といった点が吟味され、価格が決定します。
例えば葛飾北斎や喜多川歌麿の初摺版画であれば、
何百万~何千万円という値がつく場合も少なくありません。
ただし後摺であれば、数千円というものもあります。
複製の浮世絵は明治以後、現代まで新しいものが摺られています。
そのような作品は1万円前後から購入することができます。
